上野学園 石橋メモリアルホール ここに再び 楽興の時が刻まれる
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01/26(水)
【お知らせ】 佐藤俊介氏、平成22年度文化庁芸術祭音楽部門新人賞
受賞のコメントをいただきました

昨日、平成22年度文化庁芸術祭贈呈式、祝賀会が行われました。
「上野学園 石橋メモリアルホール 佐藤俊介バロック・ヴァイオリン・リサイタル」
(2010年10月29日開催、主催:学校法人上野学園/上野学園 石橋メモリアルホール)の成果に対し、
佐藤俊介さんが平成22年度(第65回)文化庁芸術祭賞音楽部門新人賞を受賞されました。

バッハ一族のヴァイオリン曲に加え、モーツァルトとベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタを、ピアノのショルンスハイムさんとともに演奏したリサイタルにおいて、佐藤さんは古い奏法の探求のみならず、自由で大胆な方法を試みました。「バロック」と冠することが、必ずしも時代を遡るのを意味せず、むしろ新しい演奏を探る性質を持っていると明快に示し、生気あふれる演奏もあって、今後の活動が期待できると高く評価を頂きました。


佐藤さんご本人より文化庁芸術祭新人賞の受賞へのコメントをいただきました。

今回は、海外での演奏会の日程と重なり、授賞式には参加できなくなってしまった為、コメントにて御挨拶させて頂きます。文化庁芸術祭新人賞という素晴らしい賞を頂く事が出来まして、本当に嬉しく思っております。日本での初めてのバロックヴァイオリンのリサイタルという事で、自分自身とても思い入れの強い演奏会でしたし、今回共演をお願いしたクリスティーネ・ショルンスハイムさんのフォルテピアノとチェンバロとの演奏はとても思い出深いものとなりました。また、今回の会場となった上野学園 石橋メモリアルホールの音響の素晴らしさのおかげで、とても気持ちよく演奏することができました。

いつも応援してくださる皆様に心から感謝すると共に、今後もこの新人賞という名誉ある賞を糧に、モダンとバロックヴァイオリンの魅力を皆様と分かち合えるよう、今後もより一層の努力と勉強を重ね、音楽活動に専念して行きたいと思っております。


佐藤俊介
ミュンヘン 2011年1月21日


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